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韓国出身の若手社員に話を訊く

鄭 盛午
株式会社インタートレード
金融ソリューション事業本部
システム開発第二部配属 フロントエンジニア

鄭さんの入社の経緯を教えてください。

韓国から来ました鄭盛午(じょん そんお)と申します。今担当しているのは、ウェブプロジェクトのフロントエンジニアです。入社の経緯ですが、韓国のアカデミーで日本語とITを勉強している際、東京でジョブフェアが開催されていることを知って参加することになりました。

TikTokやファーウェイのような中国企業からもオファーをいただきましたが、元々専攻していた金融関連のプログラムを作りたかったのと、会社の最終面接で社長の印象がとても強くてインタートレードに決めました。

コロナ発生、入国制限直前に日本に入国

コロナの影響で入社に影響はありましたか?

当時、新型コロナウイルス感染症が拡大し、国家間の移動が制限され韓国と日本の往来が厳しくなりました。そのため日本に行くのを一時中止し、毎日関連するニュースを注視していました。日本政府が新規入国制限を発表したことを受けてすぐに会社へ相談したところ、会社からは「無理に来なくてもいいよ」と言ってもらえました。みんなが心配してくれている中でしたが、どうしてもインタートレードを逃したくなかったので、入国制限が始まる直前に飛行機に飛び乗って来日しました。

入社が決まってから日本に来るまでは、どれぐらいかかったのですか

内定は2019年の11月で、実際の入社は2020年4月でした。日本に来たのは3月です。

日本に来る直前に日本語の勉強をはじめた

日本語の勉強はいつ頃からはじめましたか?

2019年です。来るのが決まった頃ですね。全然わからなくて、平仮名から始めました。でも韓国語と日本語の文法は同じなので。あと中国語も勉強していたので漢字も分かりました。

日本に来る前は日本に友達はいたのですか。

中国で会った人が2人ぐらいいました。日本に来てからは会ったことはないですが、大学時代に中国で交換留学生をやっていた時の友達がいます。

最初の海外旅行は大阪でした。日本語を勉強する前に福岡にも行き、人の印象がすごく良くて、「こんな国だったら働いていけそうだな」と思いました。あの時も日本語を全然話すことが出来ませんでしたが、それでもどこか日本と韓国は文化が似ているなという印象でした。

インタートレードは想像していたIT企業とは違い、ストレス無く働ける

日本に来て働いてみて感じたことなどはありますでしょうか。

韓国では全然違う仕事をインターンとしてやっており、当時は会話が多い仕事のためストレスを感じることが多かったです。今は開発なのでそれほど会話は必要ないのでストレスを感じないですね。なによりみんなが優しくしてくれています。

イメージしていたIT企業とは違う ワークライフバランスが良い

「インタートレードはこんな会社だ」というイメージを教えてください。

個人的なIT企業のイメージは、ラフな服装でエナジードリンクを飲みながら徹夜して仕事をするイメージでした。私の友達はみんな韓国のゲーム会社で働いているのですが、韓国のIT企業は徹夜仕事が多いです。日本に来てインタートレードで働いてみて思ったことは、ワークライフバランスが良いことです。

自社の経営理念「お客様視点での行動」を体現

仕事の面白みや、ここにやり甲斐を感じたという箇所など、教えてください。

「人間は視覚的動物」という言葉があります。ウェブページを利用する際に、最も検証的な部分の担当をするという点が面白いです。UIやUXみたいに、どうやって作ったらお客様が使いやすいのかについて考えると、当社の経営理念である「お客様視点での行動」が最も感じやすい分野だと思います。コーディング結果もすぐ分かりやすいし、間違いを探すようで面白いですね。会社で新しい技術を投入する際に、観察者のように探すのも楽しみの一つです。

小学生の頃のウェブサイト作り

現在担当している主な業務について教えてください。

現在、会社が仮想通貨関連の取引所を作っていて、その中のウェブプロジェクトでフロント側を担当しています。業界用語で言われるフロントエンジニアです。実際ウェブページを作るコードを作成しています。

フロントエンジニアになろうと思った切っ掛けを教えてください。

小学生の頃からホームページを制作していました。いろんなサイトを見てコピー&ペーストして、少しずつソースだけ変えながら試行錯誤していました。

フロントエンジニアを目指し様々な言語やフレームワークを学ぶ

学校でそういう授業があったのですか。

いえ、自分で調べました。自分のホームページにカッコイイ画面が欲しくて。その後、これが仕事になるとは全く思わなかったのですが、友達が勧めてくれて、やってみようかと思ったわけです。

勉強していたのはバックエンドのJAVA言語です。入社前まで勉強していたのがJAVAでしたが、「TypeScript(タイプスクリプト)」※1や「Angular(アンギュラー)」※2というフレームワークについても勉強しなければなりませんでした。新しいことを探求することが好きでしたので、楽しくチャレンジすることができました。このような経験は、開発者として長く働けるようになると思います。現在は、プロジェクトが次第に大きくなり、「React Native(リアクト・ネイティヴ)※3」のようなモバイルフレームワークについても勉強しながら仕事の中に活用していきたいと思います。

良い技術は仕事でも個人的にも使っていきたい

将来やってみたいことはありますでしょうか

最近はNFT※4というプラットフォームのようなものを作ってみたいなと思っています。NFT技術で何か作ることが出来ないかなと考えています。

そのほかに会社内でやってみたいことはありますか?

会社の中では今やっている仕事が楽しいです。「Angular」ではなくほかのフレームワークも使っていきたいです。

上司の方々には「これをやりたい」というのは伝えてはいるのですか。

インタートレードは、やりたいことはやらせてもらえる環境なので、「こういうことがやりたいです」と言うと大体「良いよ」と快く言ってくれます。

韓国では貿易会社でインターン経験

韓国の大学を卒業して、韓国の会社に就職されたのですか。

韓国の会社へはインターンに行っていました。韓国の会社はインターン経験がないとほとんど入社できないです。私がインターンに行っていたのは韓国貿易協会という政府関連の仕事をやっている組織で、韓国の貿易業務をやっていました。政府関連の行事があり、その行事の申請をしていました。皆さんがどのような仕事をしているのか見ながら、今この分野がいいのか、将来を思いながら皆さんの仕事を見ていました。インターン時代同様にインタートレードの皆様の仕事を拝見し、自分自身も成長していけたらと思います。

※1 TypeScript…… マイクロソフトが開発したJavaScriptを拡張させたプログラミング言語。

※2 Angular…… Google が開発を行なっているウェブアプリケーション用フロントエンドフレームワーク。

※3 React Native……Facebookが開発したスマートフォン向けJavascriptライブラリフレームワーク。iOS、Androidどちらにも対応している。

※4 NFT(Non-Fungible Token)……ブロックチェーン技術により、デジタルデータに固有の価値が付けられる技術。複製、改ざんが難しい。

Profile

鄭盛午(じょん そんお) 
1991年生まれ

株式会社インタートレード
システム開発第二部配属 フロントエンジニア

  • 2020年  4月入社
  • 2020年  8月システム開発第二部配属
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