生産・技術開発

当社グループにて、ハナビラタケの生産・加工、栽培スキームに関する研究開発を実施しています。 また、ハナビラタケの持つ素材の良さを最大限に利用できるように研究を行い、健康素材(LB-Scr)、美容素材(インタートレードビューティーグルカン)を開発しました。

生産・加工

高品質かつ安全性の高いハナビラタケを安定的に生産したいという思いのもと、自社生産計画・活動を開始し、2012年10月よりグループ会社らぼぉぐ社にて生産しています。
栽培の難しいキノコであり、農業分野は全くの素人で困難な状況でしたが、高度な生産・栽培ノウハウを持つ方々のアドバイスをいただきながら、高度な人口栽培技術を確立し、高品質な国産材料だけを使ったハナビラタケの完全自社生産を確立しました。
一般的にハナビラタケは、「β1-3Dグルカン」の含有量が多いことをセールスポイントにされています。しかし、当社の見解は異なり、「β1-3Dグルカン」の含有量は少量とし、それとは異なる有効成分を最大にする方向で生産しています。
「β1-3Dグルカン」は優れた成分ですが、基本的にアジュバントとしての位置づけであり、ハナビラタケが高く評価される要因は、別の成分であるという見解です。

らぼぉぐ社生産活動 »

安全性へのこだわり
ハナビラタケは生鮮食品として長年食されてきた歴史があり、食品として一定の安全性は保証されております。しかし、培地の成分次第では、キノコは成分を圧縮吸収するため、影響が出てきます。
当社は自ら責任を持って生産しているため、最終製品においても自信をもって安全性を説明することが出来ます。自社で生産したハナビラタケを使ったヒト臨床により、副作用なく安心できるものであることも証明しています。
さらに、より厳格な品質管理が求められるとの考えのもと、下記の各種安全性検査をしています。

実施試験内容 概要/備考
1 放射能核種分析 放射性ヨウ素131/放射性セシウム134/137につき、10Bq/kg以下であることを確認
2 残留農薬検査 ポジティブリスト制度に準拠し、全400項目の農薬検査を実施し、非検出を確認(分析方法 : 超臨界抽出-GC-MS)
3 単回経口投与毒性試験(GLP施設/マウス 医薬品毒性試験法ガイドラインを参考に2,000mg/kgを投与した後、14日間に渡り観察。安全性を確認
4 複数回経口投与毒性試験(マウス) ICRマウスに1,000mg/kg-wt/日の投与量にて8週、及び14週の反復投与。各器官の異常有無、主要臓器(肝臓・膵臓・脾臓)重量測定、血液的検査を実施し、毒性兆候を分析。安全性を確認
5 復帰突然変異試験(GLP施設/細菌) (GLP適合施設にて細菌を用いた試験)「遺伝毒性試験ガイドライン」(平成11年11月1日、医薬審第1604号)に基づきネズミチフス菌、及び大腸菌の5菌株を用いて試験。陰性を確認

原材料開発

①LB-Scr(ハナビラタケ滅菌パウダー)

ハナビラタケ『LB-Scr』 は、山梨県の自社生産施設で栽培するハナビラタケを基原材料とし、国内の指定加工メーカーにて殺菌・粉砕加工したパウダーに対して付与しているブランド名称です。ハナビラタケは、血糖値の上昇抑制効果、及び血中総コレストロールと総グリセリド上昇を抑制する効果などが報告されています。LB-Scr は天然のハナビラタケの優位性に着目し、β1-3Dグルカンに特化しない自然体を目標に生産しています。 ヒトの健康維持に係る有効成分が各種含まれた機能性食品素材であるため、出荷前の菌検査や粒度などに厳格な規格値を設け、GLP 適合施設※1 における動物実験などの各種安全性試験なども実施した安心・安全な原材料です。

※1 GLP とは厚生労働省が前臨床試験の信頼性を高めるために決めた省令で、Good Laboratory Practice の略称です。
GLP 適合施設は省令に準拠しており、信頼性の高い試験施設です。

②インタートレードビューティーグルカン

ハナビラタケのもつ美容有効成分を最大限に活かすため、アレルゲンとなるたんぱく質などの成分を処理し、一切含まない美容原料インタートレードビューティーグルカンパウダー(水溶性化粧品原料:ハナビラタケエキス)を開発しました。

ハナビラタケを基原料とする化粧品原料開発での課題は、多糖体のほとんどが非水溶性(水に溶けない)ということです。一般的には酵素処理を行い、多糖体を低分子に分解しますが、酵素自体がタンパク質のため、アレルゲンとなる懸念があります。さらに、当該酵素は動物性のものがほとんどで、動物愛護の観点から欧米では懸念され、さらに豚由来酵素の場合ではハラール認証が取れずイスラム圏で利用できません。

こうした背景から、当社原料は製造工程に一切の酵素処理を行っておりません。原料の洗浄においても、石油系メタノールなどの有機溶剤はヒトの体に好ましくないため一切使用していません。植物性処理において全てのアレルゲンを分解し、肌に塗る化粧品原料として安心安全と高い機能性を維持した最高の素材を生産しています。


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